ローターアクトクラブ
若いグローバルリーダーのネットワーク
ローターアクトクラブは、18歳以上の人びとが集まって、地域社会のリーダーと意見交換したり、リーダーシップと専門的なスキルを育みながら、楽しく奉仕活動を行います。
ロータリーとローターアクトの会員は、世界各地で奉仕を通して共に行動しています。ローターアクトはさまざまな地域社会で変化をもたらします。
ローターアクト会員は、クラブの組織、運営、資金管理、活動や奉仕プロジェクトの計画・実施を自ら決定することができます。
スポンサーとなるロータリークラブが奉仕のパートナーとしてローターアクトを指導・支援します。
ローターアクトは世界180カ国で10,000以上のクラブ数を数え、20万人以上のローターアクターが活躍しています。
国際ロータリー第2580地区東京池袋豊島東ローターアクトクラブ
提唱 東京池袋豊島東ロータリークラブ
発会 1971年6月24日
認証 1971年8月17日
例会日 月2回(第2・4土曜日が中心)
例会場 池袋駅周辺施設
2025-2026年度 会長所信
2025-2026年度ターゲット :「High Five」
東京池袋豊島東ローターアクトクラブ
2025-2026年度 会長 朱 正匯
1971年6月24日に当クラブは設立されました。当クラブは、学生と社会人が混在するクラブであり、奉仕活動に関心を持ち、ローターアクトの価値観に共感するメンバーによって構成されています。現在、約15名のメンバーを擁し、2025-2026年度を迎えます。
私たちは、責任感と奉仕の心を大切にし、笑顔と笑いが絶えない居心地の良い雰囲気の中で活動しています。経験豊かなベテランメンバーから、新たに一歩を踏み出したばかりのフレッシュなメンバーまで、多彩な仲間が集い、それぞれが個性を活かしながらお互いを尊重し、支え合うクラブです。また、地域社会への奉仕活動をはじめ、他クラブや衛星クラブ、ロータリークラブとの交流や学びの場を通じて、メンバー一人ひとりが成長し、より良い社会づくりに貢献することを目指しております。
今日、社会は日々大きく変化しており、私たちの生活や価値観にもさまざまな変容が見られます。テクノロジーの進歩や国際的なつながりの拡大により利便性は向上しましたが、一方で少子高齢化、孤独・孤立や経済的不安など、日本社会が直面する課題も身近に存在しています。こうした中で、私たち一人ひとりが「人と人とのつながり」の大切さを改めて見つめ直し、支え合いの輪を広げていくことが、より一層求められていると強く感じています。この実現に向けては、誰かのために行動しようとする思いやりの心はもちろんのこと、私たち自身も楽しみながら継続して関わっていける、前向きで温かな姿勢が何よりも重要だと考えています。
さて、本年度、東京池袋豊島東ローターアクトクラブの会長を務めさせていただくこととなりました、朱 正匯(しゅ せいえ)と申します。多くの方が名前の読み方に戸惑われたのではないかと思いますが、ここまでお読みいただいた皆さまに、私のお話を少しさせてください。私の両親は中国出身ですが、私は日本で生まれ育ち、日本文化と中国文化が交差する環境の中で成長いたしました。ボランティア活動にあまり関わりがなかった私ですが、そんな私が当クラブに参加したきっかけは、クラブに所属する先輩からお誘いいただいたことでした。ローターアクトのお話を最初にしていただいた時は、あまりに高遠な団体であったため、自分のような若輩者が参加していいものなのかと、一歩踏み出す勇気が出ませんでした。そんな中、先輩方の親身な対応と温かい雰囲気に触れ、「こんな素敵な先輩方となら、ぜひ社会貢献に挑戦してみたい!」という気持ちが芽生え、入会を決意いたしました。
実際に活動に参加してみると、単なるボランティア活動の枠を超えておりました。普段接点の少ない多様なバックグラウンドを持つ方々と出会い、互いの考えや価値観を共有しながら交流を深めたり、かけがえのない貴重な経験に巡り合う機会が非常に多くあります。そうした経験から、自分自身の視野や人間としての幅が大きく広がり、成長の糧となっております。
本年度のクラブターゲットとして、「High Five」を掲げました。「High Five」とは「ハイタッチをしよう」という意味です。皆さんはどのような時にハイタッチをされるでしょうか。勝負に勝った時、何かをやり遂げた時、達成感を誰かと分かち合いたい時――そんな場面を思い浮かべるかもしれません。
しかし私は、ハイタッチは喜びを表すためだけのものではないと考えています。その時の感情がどのようなものであるにせよ、「いま、この瞬間の気持ち」を誰かと共有したいという強い衝動から生まれるものであり、言葉を交わさずとも、言葉以上に深く通じ合う瞬間がそこにあるのではないでしょうか。ローターアクトとしての活動を通して誰かのために行動する時、そこには一方的な支援や尽力だけでなく、「想いを分かち合いたい」という気持ちが存在します。ハイタッチが二人以上で成立するように、活動を通して「想いを共有できる仲間」を一人でも多く増やしていけたら――それこそが、私たちの活動の原動力だと感じています。私たちはこれからも、そのつながりを大切にし、仲間と共に一歩ずつ前進してまいります。
本年度も、東京池袋豊島東ローターアクトクラブをどうぞよろしくお願いいたします。


